耐震強度偽造問題

昨今、姉歯建築士による耐震強度偽造問題が大きく取り上げられている。
言った言わないの繰り返しで、罪のなすり付け合いのような事になっている。
対象となっているマンションやホテルに対して、国が補助をする動きがあるがこれは正当な対応なのだろうか。


全国に欠陥住宅・マンションで苦しんでいる方はもっと多いであろう。
その方々には国からの補助など当然なく、懸命に施工側の不備を訴えても誰にも相手にされず、大きな借金を背負ったままその住居に暮らさざる終えない日々を過ごしている。
その人たちには目もくれず、なぜ姉歯建築士の関わった物件に対しては、補助がおりるのか。
通常であれば裁判や和解を通じて企業と住人とで解決する問題であろう。
多くの物件に関わり多くの住民が眠れない日々を過ごしている事を考えると、1日も早い解決をと考える。
が、少し不公平な気がして、腑に落ちない部分もある。