学級崩壊

 子供の教師への反発が広がって学級運営が立ち行かなくなる「反抗型」の学級崩壊が影を潜める一方で、友達感覚の優しい先生とのなれ合いの末に秩序が崩れる「なれ合い型」の学級崩壊が都市部の小中学校を中心に急増していることが、都留文科大学の河村茂雄教授(心理学)の調査研究で分かった。こうしたケースは、表面上は和やかな雰囲気の教室に崩壊の兆候が潜むだけに、教師の落胆も大きく、立て直しのための処方箋(せん)も見つけにくいという。

「なれ合い型」学級崩壊が急増 「反抗型」影潜め 一見和やか 先生は友達…


ぼくの世代では反抗型しかなかったけど、最近はなれ合い型が多いらしい。
最近、身の回りでも小学校はヤバイらしいと聞いたし、どこの小学校に行かせるかも重要な問題らしい。
下手に崩壊するリスクがある学校に行かせたくないが為に私立に入れるもの普通みたい。


話を聞けば聞くほど、そんなことがあるのか?許されるのか?と思うけど、それが現実。↓これが現実。

  1. 授業中に後ろ半分は好き勝手やって、教師の声が聞こえない。
  2. 授業中なのにフラフラ歩き回って、席にいない。
  3. 給食係が機能せず、自分で勝手によそって食べる。子供に人気の食べ物は前に並んだ子供がたくさん取るため、後ろまで残らない。教師は自分の分の確保で手一杯。

教師に問題があるといいたいところだが、親にも問題がある場合も多いみたい。どっちもどっちか。


メモとして学級崩壊のプロセスを残しておこう。

 【なれ合い型の学級崩壊の兆候】

 (崩壊初期)

◎学級全体の取り組みが遅れ、やる気が低下する

◎教師の気を引く悪ふざけが散見する

◎ルール違反しても教師に個人的に許してほしいとねだる

◎私語が増え、教師の話に口をはさむ

◎2〜3人が固まりヒソヒソ話が目立つ

◎他の子供やグループのことを教師に言いつける

 (崩壊中期)

◎注意すると「私だけ怒られた」と反発する

◎教師の指示が行き渡らなくなる

◎係活動が半分以上なされない

◎陰口が増え、授業中の私語、手紙の回し合いが目立つ

◎子供同士のけんかが目立つ

 (崩壊期)

◎教師を無視し、勝手な行動で授業が成り立たない

◎教師に反抗するときだけ団結する

◎係活動を怠り、ゴミが散乱、いたずら書きが目立つ

掲示物などが壊される

◎給食は力の強い順番になり、勝手に食べる